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2019/04/06 21:00

菊地画伯が主張する絵画鑑賞の4つのポイントは《密度、透明感、踏み込み、筆の喜び》です。

なかでも、基本になるのは《筆の喜び》とのことです。

例えば、どんなに上手い絵、綺麗な絵であってもそこに《描く喜び》が滲みでていなければいい絵にはならないということですね。

画伯によれば、仕事としてルーティーンで描かれた絵にはそれがないそうです。

以前にもご紹介しましたが、菊地画伯が日本の近代洋画史上最高の画家と尊敬する長谷川利行の

《「ボク/絵ガカケテ/悦シガッテ居ルノハ/事実デス」》という言葉はまさに至言ですね!


菊地画伯が得意とするサムホールサイズの裸婦。

この絵のタイトル《プランタン》ですが、はたしてこの絵にあらわれている筆の喜びは春を感じた喜び?

それとも裸婦を描く喜びでしょうか?