2019/05/22 19:19

菊地画伯が尊敬してやまない印象派の画家たちモネやルノワールの青春群像を描いた絵画小説《アルジャントゥイユの夜明け》もそろそろ終盤にさしかかったようです(菊地画伯いわく)。


このところのモネは普仏戦争を避けてロンドンに滞在中です。
菊地画伯が創出した人物と思われるアントワーヌもなぜかモネといっしょにロンドンに来ています。

一般的には、モネはロンドン滞在中にターナーやコンスタブルのイギリス風景画に啓示を受けたことがポイントになっていますが、実はそれよりもバルビゾン派の画家ドービニーの知遇を得たことの方が大事かも知れません。

これまでモネの支援者としては画家仲間のバジールがいましたが、彼はモネと違って(?)愛国心が強く、普仏戦争の危険地帯に志願して亡くなってしまいました。それを思えば、モネがロンドンでドービニーと知り合えたのは僥倖でした。

折しも、新宿の損保ジャパンミュージアムではドービニー展が開催中です。


シャルル=フランソワ・ドービニー オワーズ河畔  1865年頃