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2019/05/02 19:36

菊地画伯がイッキ描きブログに連載中の絵画小説《アルジャントゥイユの夜明け》。

そして絵の事なら何でも知っているといった態の小柄の男の正体は・・・

カフェ・ゲルボワは、1863年の落選展で《草上の昼食》でスキャンダルをひきおこしたマネが、翌1864年に引っ越したバティニョール街9-11番地(現在のクリシー通り9番地)にあったカフェ。

マネに賛同する青年画家たち(大半はのちの印象派)が集まって熱く絵画論を闘わせた場所です。
言わば、印象派揺籃の地ですね。


マネ 《カフェ・ゲルボワ》  黒インク/紙  29.5x39.5cm    1869年  
ハーバード大学付属フォッグ美術館