イッキ描きギャラリー は、現在準備中です。

2019/02/27 20:33

あくまで現場主義の菊地画伯にとって冬の景色の制作は毎年つらいものになっているはず・・・と思いきや!

画伯は、先日佐渡に行ってきたそうです。そしてなんと寒風吹きすさぶ佐渡を巡って珠玉の作品をものしてきました。
きょうはその中からの1枚《佐渡・妙宣寺山門からの景色》をご紹介します。
寒空であれなんであれ、とにかく絵が描けることが単純にうれしいという画伯の歓びが画面からほとばしっていますね。
画伯もブログで引用している長谷川利行の言葉「ボク/絵ガカケテ/悦シガッテ居ルノハ/事実デス」
そのままに。

佐渡・妙宣寺山門からの景色
油彩 F4号     24.2 x 33.3 cm
2019年




☆寒風吹きすさぶ冬の佐渡で描かれた1枚。冬の景色を描くのは現場主義の菊地画伯にとってはかなりつらい作業のはずですが、この絵はそんなところは微塵も感じさせません。
それどころか、冬の戸外で雪景色を描ける歓びに満ち溢れています!
長谷川利行(1891〜1940)の「ボク/絵ガカケテ/悦シガッテ居ルノハ/事実デス」の言葉そのままに。

菊地理
1950年 東京生まれ
父は風狂の画家・菊地辰幸画伯
早稲田大学東洋哲学科卒業後、フランスのボル
ドーにて絵画修行という異色の経歴の持ち主。

画家自身が《イッキ描き》と呼ぶ、感動を短時間
で画面に定着する描き方はユニークのひと言につ
きます。

これまで5万枚以上描いて鍛えてきたという画力
に裏打ちされた《イッキ描き》による生命力、
躍動感に満ちた表現は大変魅力的です。 

描く対象への『優しいまなざし』と豊かな色彩で
見る人に生きる『歓び』を感じさせてくれる絵で
す。

洋の東西を越えて美術の時空を往来するユニーク
な画論も素晴らしいとの評判です。